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本の覚書と映画の感想、ほかその時に気になることを書いてます。写真も。携帯からのアップのみになってますが。。


by so_little_time
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『貝がらと海の音』 庄野潤三著

貝がらと海の音
庄野 潤三 / 新潮社
スコア選択: ★★★★★





ええなぁ~。

のんびり読んでる。
…もちろん仕事は忙しいから移動中に…

だいたい一冊の文庫本やったら
長くても3日間あれば移動中だけでも
読んでしまえると思う。

この本は急いで読みたくない本。

おじいさん(主人公・著者?)とおばあさん、
息子、娘と孫たち。近所の人。友人。

登場人物ってそれぐらいやと思う。
(まだ読み終わってないから…)

日常生活。

大きな事件があるでもない。

日々の細かなこと。
庭のバラの咲いたこと。
おばあさんの習い始めたピアノのこと。
年何回か行ってる宝塚のこと。

そんな話しが淡々とつづられてる。

でも、なんやろ?

ええねん。

読んでる時間が幸せやねん。

こんなタイプの本は初めてや。


びっくりした。
自分でもこんな感じの本にハマるとは。

読み終わるのがもったいなく感じる。
by so_little_time | 2005-10-20 21:17 | 本の覚書